クッションで
変えられる範囲
座っていて腰がつらいとき、原因の多くは「骨盤が後ろに倒れていること」です。クッションはそこに効きますが、万能ではありません。
高いクッションを買っても楽にならないのは、合っていないか、そもそもクッションで解決する問題ではないかのどちらかです。
なぜ腰に来るのか
1. 骨盤が後ろに倒れる。柔らかすぎる座面や、奥行きの深い椅子に浅く座ると、骨盤が後傾して背中が丸まります。この形が腰への負担を作ります。
2. 座面が高すぎる/低すぎる。足が床につかないと骨盤が不安定になり、低すぎると膝が上がって骨盤が倒れます。
3. 同じ姿勢が続く。どんなに良い姿勢でも、30分以上動かなければ血流が落ちます。
4. 座面が硬すぎる。坐骨の一点に体重が集中し、痛みが出ます。
体にフィットする形状のクッションを見る
素材と形状で用途が分かれます。掲載内容は公式サイトの公表値です。
- 掲載内容は公式サイトの公表値です
- 素材と形状で用途が分かれます
- 体格と椅子の高さで合うものが変わります
クッションでできること
①骨盤を立てる。後ろが高く前が低い形状は、骨盤が後ろに倒れるのを物理的に抑えます。
②圧を分散する。坐骨の一点に集中していた体重を面で受けると、痛みが出るまでの時間が延びます。
③座面の高さを調整する。椅子の高さが変えられない場合、厚みで足の接地を作れます。
④座り直すきっかけを作る。形が変わると姿勢が変わり、結果として動く回数が増えます。
クッションではできないこと
×既にある痛みを治すこと。クッションは医療機器ではありません。痛みが続く場合は整形外科の受診が先です。
×姿勢そのものを直すこと。骨盤を立てやすくはできますが、体幹の使い方までは変わりません。
×合わない椅子を良い椅子にすること。座面が極端に狭い、背もたれが無い椅子は、クッションでは補いきれません。
選ぶときの3つの軸
1. 素材。低反発は沈んで面で支え、高反発は沈みすぎず姿勢を保ちます。ビーズ系は形が変わるため体の形に合わせやすいのが特徴です。→ 素材ごとの違い
2. 厚み。厚いほど高さが変わります。机との高さ関係が崩れないかを先に確認してください。
3. 用途。デスクワーク・車・床座りで求められるものが違います。→ 用途別の選び方
形状と素材の違いを確認する
同じ「クッション」でも、素材で役割が変わります。公式サイトで仕様を確認できます。
- 掲載内容は公式サイトの公表値です
- 素材と形状で用途が分かれます
- 体格と椅子の高さで合うものが変わります